カタチあるもの何でも印刷サースデーハリーアップのブログ
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瓦に印刷?!
昨日は深夜に瓦への印刷を行いました。
瓦といっても『~』こんな形している一枚瓦ではなく、その瓦を焼くために使う同じ素材で出来た台座にです。
何でそんなものに印刷が必要なのかというと、ダルマ窯という伝統的な瓦焼用の窯を復活させようというプロジェクトの一環で写真集が出版され、そのフォトグラファーさんのアイディアで、本来捨ててしまうこの台座を記念品として読者やプロジェクトに係わった方へ一つづつプレゼントしようという事なのです。
本来ならPAD印刷など立体物に適した印刷方法を選択するところですが、壊れ物という事もあってか当たってみた印刷会社にみな断られてしまったようなのです。
私の古くからの友人経由でこのお話を頂いたときには、その夢のあるプロジェクトに共感し、ほぼ二つ返事でOKしてしまいました。
その後、実際瓦が大量に届けられ、その個体差にびっくり。
機械で作った均一な素材なら冶具を一つ作ってしまえばなんということはないのですが、
今回は手作り品。こうも形がばらついていると、調整機能付きの冶具を特注しなければなりません。
手ごわい相手になりました。

先ずは、インクが良く乗るようにすすや汚れを落とします。(水洗い)
その後木ねじで足をつけた特製冶具にのせ、一個一個高さを微調整しながらプリントしていきます。
硬くて鋸の様に立ち上がった瓦のバリにちょっとでもヘッドを擦ったら大惨事になってしまいます。
かといってクリアランスを取りすぎると印刷が不鮮明になり、キャプションの様に小さく入った文字が読めなくなってしまいます。この高さ調節に一番時間がかかり、ヘッドの隙間を覗き込みながらの細かい作業にかなりの神経を使いました。

しかし結果は大成功!!
銀色に輝くかわらに黒墨でキレイな明朝体で『瓦』の一文字。その下に細丸ゴシック体で日付が入れられ、ゴミになるはずの瓦が見事に記念品へと変貌しました。
考えてみるとTHUの保有するインクジェットプリンターは素材に対して非接触で印刷が可能。壊れやすい素材にも衝撃を与えずにきれいに印刷できます。今後もこの特製を活かしてもっともっと需要を開拓していければと思います。

こういう仕事は最高に楽しいですね。
日本の伝統文化の保存にかかわれたような気がします。感謝。
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