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岩崎夏海講演会
もし小さな特殊印刷工房の代表が商工会主催新春講演会『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』略して『もしドラ』の作者岩崎夏海氏の講演を聞いたら・・略して『もし岩』・・・

ハイ。と、いうことで行ってまいりました。

岩崎夏海氏講演会「なぜ今ドラッカーが求められるのか」略して『なぜドラ』(くどい)
最近はこの手のビジネス系講演会は行っていなかったので、どんな話しを聞けるかとても楽しみだった。が、その反面、もしドラが売れた自慢話と秋元康やAKB48との芸能裏事情なんかで終始したらどうしようと言う不安もありました。
ところが蓋を開けてみると、今回の講演会は「なぜ今ドラッカーが求められるのか」のタイトル通りモロに経営論、或は社会学的内容で一安心。オープニングの講演者紹介で「秋元康に師事」「AKB48のプロデューズに携わる」と簡単な略歴紹介があった以外は、AKBのAの字も出さず、淡々とそしてこの講演のキーワードでもある〝真摯”に今の日本の社会状況とドラッカーの経営論を重ね合わせ検証するという濃い内容のものでした。

ドラッカーと聞くとある程度大きな組織の経営に関わる内容を創造しますが、会場を埋め尽くす200人の観客はみな商工会絡みの中小零細企業の経営者(とも限らないのかな?)ということもあり、ラーメン屋など分かりやすい実例になぞらえてお話をしてくださり、とても分かりやすいものでした。油断をして手元にメモと筆記用具を忘れてしまったので、正確ではないけれど、忘れないうちに、印象に残った内容をブログに書ておこうと思います。


50年前は情報を手に入れる事が誰でも容易に出来なかったため、トップ自らが大枚を叩き情報収集を行っていた。
だからこそトップの判断は絶対でピラミッド型のトップダウン経営が成り立っていたのだが、
現代、インターネットの出現で精度のある最新情報を誰でも簡単に手に入れることが出来るようになり、トップが仕入れた情報のみが選択肢ではなくなった。むしろ、情報は現場が収集し、分析、判断、決断も現場ないしは現場直近の部署で行うスピーディーでインタラクティブな経営が求められている。
岩崎氏は豪華客船の座礁事故を例に出されていたが、「水漏れを発見するのは船底の船員」と・・なるほど。
これは、一人乗りゴムボートのようなの今の私のスタンスにはあまり努力の必要がないことだけど、サラリーマン時代を振り返ってみるとこの組織のあり方はとても重要だど痛感することです。
私も前職では経営者のするであろう判断をいつも意識し仕事に向き合えと先輩や社長直々に教え込まれました。
業界ではいち早くボトムアップの経営を取り入れ現在も躍進中のその会社で実体験としてこのことを学べたことは、
今でも役に立っているし、今後もし組織を持てるようになったら活かせる知識だと思いとても感謝している。


社会を悪くしようとしている人はいない、社会を悪くしているのは悪くなっていく事を知っていながら無視してしまう事。
会社経営で言えば『上司』『部下(○○な部下ととても親しいといった意味の形容詞を付けて言ってましたが忘れてしまいました。)』『顧客』の3者が悪い状況を作り上げる。
上司と部下は分かりやすいです。つまり上手くいかないと思う事を指摘できないお互いの関係のことです。
よくいますよね、会議の席で、周囲の空気を必要以上に読んで同調する人。そして後になって「あの時、間違っていると思ったんだよ」と言う人。

最後の『顧客』というのは面白いです。
顧客があってこその商売。顧客の創造が経営。そう思うのが普通です。ところが『顧客』が経営の悪化をもたらす?まるで禅問答のようなテーマです。
岩崎氏の解説によるとこれは顧客の間違った要求を断れない経営のことだそうです。
岩崎氏は、顧客の間違った要求を呑み続けたある企業の引き起こしたちょっとセンセーショナルな事件を例に挙げていましたが、要するにお金さえもらえれば何でも良いという判断はいけない。“真摯”に顧客と対峙するということ。(ドラッカーの言う“真摯さ”とは『一貫して誠実である』ということ。)
これって単純な経営意識の問題だけではなくて顧客の定義をどのようにするかで大分変わってくることなんですよね。
ゆとり教育の失敗は子供を顧客だと定義してしまったこと。教育現場の顧客は本当は社会であったり親であったりするわけです。でもそれを履き違えてしまった政府。そしてそれを受け入れてしまった教育現場。そういった要因が作りだした事態なわけです。
ともかく自分の事業がいったい誰に対して貢献するものなのか。誰を顧客に定義するのか。
これは正しく一貫して持っていないといけませんね。
そうでないといざという決断で真摯に断るという選択肢をもてませんから。


時代の流れは変えることが出来ない。生き抜くためにはその先頭に立つこと。
これは大きなマーケットに勝負を挑むということではない。切り口を代え新しいマーケットを作り出すと言う事。
つまりイノベーションを起こすこと。

日本は大きな変化を2度も成し遂げた国。
明治維新と戦後復興の事だそうです。どちらもそれ以前には考えられなかった新しい文化を一瞬にして受け入れて自分たちの物にしてしまった。日本人にはそういう国民性があるのです。
これは私の尊敬する元上司も良く言っていたなー「アメリカも原爆落としたのが日本のようなお人よしな所じゃなかったら今頃その国にデカイ面してのさばることは出来なかったはずだ」って

この講演会の最後に岩崎氏は「“節操のない”日本なら必ずこの不遇の時代に大きな変革を起こせるはず。いや良い意味でですよ。」と会場を苦笑の渦に巻き込んでおられました(^^)
この辺の落ちのつけ方が『もしドラ』の「最後マネジメントと無関係に試合に勝っちゃうんじゃン(笑)」的な落ちと重なり、独特なセンスを感じた岩崎夏海さんの講演でした。

講演会の後は、久しぶりに再開したビジネスパートナーと福生の居酒屋にて講演会の復習を兼ねた懇親会をやりました。
家内には何も言わずに夜遅くまで呑んで帰宅したので、ひどく冷たい目で見られましたが、ちょっと摂取量が多かったためうまく説明も出来ず。。まあいっか。寝る。
駄目ですねお酒のマネジメントが相変わらず出来てません。(^^)












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